不動産・マイホームの買い方

1.陥りやすいモノ探し

一般的に「マイホームを買おう」と思い立ったときの一般的なご検討手順は以下のような順番が多く見受けられます。

このように情報集めが始まります。情報は豊富な方がいいでしょうか。「当店では市内の不動産情報〇千〇百件をご用意」などのお店をお使いになる方も多いのではないのではないでしょうか そして、良さそうな物件がみ見つかります。

どうでしょう。皆さんのイメージと違いましたか?世間では多くの情報を集め、選択する方法を良しとしています。マイホームについても同じでしょうか?この例では比較的早い段階でマイホーム計画の方向性が誤っています。どの段階だと思いますか?

それは、

「どんな家にする?」から「ネットや情報誌で物件情報の収集」

となったところです。なぜでしょう?

2.マイホーム計画の方向性

マイホーム計画では、物件情報集めは後回しです。どんな家がいいか。それがまだ決まっていません。一体何をどう探せば理想のマイホームが見つかるのでしょう。この段階では、まだそれが見えていません。

■ あなたがマイホームを求めた理由は?

家族が幸せに暮らせる家がほしいと思ったから…

■ あなたがマイホームでしたいコトは?

趣味を楽しみたい。子供と楽しく遊びたい。夫婦で共通の趣味を持ちたい。

■あなたがマイホームで叶えたいコトは?

子供に我が家での思い出と共に成長させたい。いつまでも仲良く暮らしていたい。

など、したいコト・叶えたいコトがあるはずです。物件情報は「モノ」の情報です。ここから入るということはコトを置いておいてモノから探す。これが欲しいという希望を置いておいて、家という箱を探す。いつしか、マイホーム計画の目標は「家を買うコト」に変わってしまいます。

これは悲しいことだと思いませんか 家が中心の計画ではなく、家族・人が中心の計画でなければ幸せに暮らしていけるか…
ここを押さえましょう!

これが、本来進めるべきご検討の手順ではないでしょうか。最初にご要望の整理、次に幸せな暮らしを維持、拡大していくための計画で買っても大丈夫な範囲を決めます。この時点で「購入するべきマイホーム」の基準を持たれているわけですね。

もう物件探しをしても大丈夫です。求めるべきマイホームをお求めになり、その家にご家族で幸せに暮らしていく計画に沿って幸せを加速して行けます。「失敗しないマイホーム計画」この手順が正解!とは申しませんが、少なくとも失敗や後悔はしないと思われませんか?

3.結果は計画によって導かれます。

マイホーム計画の前者は、計画を立てる前に結果を求めてしまった。何をどうするかを考える前に、家さがしをしてしまった。結果、無理をしてでも、予算オーバーしてでも預金全額を使い切って、少し多めの返済を続けて行かれるという道を選択したということです。

これは先々厳しくなるでしょうね。病気にでもなったら大変です。預金は使ってしまいました。家を買うコトを目的としてしまった結果です。

「家買って失敗したなぁ」と愚痴が出る感じになりそうです。

後者は目的をハッキリと自覚し、何がしたいかとそのために何が必要かを先に認識して、それをかなえるものを購入しその後幸せな暮らしをしていくことをゴールにしています。

計画を立てて、それに沿った結果が出る。考えてみれば普通のことです。生涯一度のお買物です。初めてのことですから経験もありません。

それだけに原点戻り、何がしたい・かなえたい・何が必要かを整理し、そのための計画を立てていくことが大事ですね。

そう考えると、何千何百という情報量は必要でしょうか?まず情報を集めようという思考ならこうなりますが、ご要望が予め絞られていますから、業者にも要望を的確に伝えられます。絞った情報を吟味していける。情報に溺れることを避けることができる。これも大きな成果と言えますね。

この結果を導くために、様々なノウハウがあります。やはり、未経験者の方のみで進めるのは危険もあります。また、この内容が全てではないということもあります。そして、マイホームをご検討になり始めに方向を誤ってしまうこともお分かり頂けたことと思います。


マイホームをと思ったとき、武長に遊びに来ませんか。
お話を聞かせて下さい。武長で買う・買わないはお客様が決めることです。
その部分は置いておいて、お気軽にお話下さい。
私も、持てる範囲の情報とノウハウをご提供します。